20年ぶりの英語学習、単語帳は何を選ぶ？イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880を使った感想

大人になって初めて英語の勉強を始めることに決めたけれど、いったい何から始めればいいのか。

とにかく自分には単語が全く入っていない自覚がある。もちろん文法も入っていないけどまずは単語がわからないと何も分からないし、とりあえず単語を増やしたい。

大型の本屋さんで単語本コーナーを隅々まで見て、最終的に選んだ本は

【イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880】　＝刷り単。

単語の一つ一つにイラストが添えてあり、この画像イメージとともに単語を脳に刷り込もう！という本。

決め手になったのは

❶発音がカタカナで書いてある（私は発音記号が読めません）

❷イラスト豊富で、勉強という堅苦しさがない

率直にいうとイラスト記憶法とやらで楽ちんに記憶できるならラッキー！と思いこちらにしました。

そして勉強開始から２ヶ月経ち、今時点の感想は、、。

なぜメインの単語帳ではいけないのか？

この本には各単語の品詞が表示されていません。

当初の私はそこは特に重要視していなかったので、書いてなくても全然オッケーと思っていました。が、少しずつ英語を勉強し直すうちに、英語って品詞が大事だということを知りました。

この本は全体的なとっつきやすさ重視なのか、そこが省かれてしまっているので、ちゃんと知りたい時は別で品詞を調べる必要があります。

そしてもう一つは読み上げ音声がないこと。
LINEで刷り単とお友達になると動画などが送られてくるサービスはあります。
それもいいんですが単純に、本の英語を発音してくれるダウンロード音声か何かあったら嬉しかったな。

イラスト記憶法は本当に記憶に残る？

この本のイラスト、確かに頭に残りやすい気がします。しかし英単語に直結したイラストばかりではなく、英単語を覚えやすくするような語呂合わせ（ダジャレ）がまず載っていて、そのダジャレをイラスト化したものが大半を占めています。

ダジャレありき（しかも結構ひねったダジャレ）のイラストなので、イラストだけいくら頭に浮かぶようになっても単語がサッパリ思い出せない、、というものも多いのがちょっと、残念　※個人的感想です

イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880のいいところ

がしかし、お気に入りポイントもあります！

❶TOEIC対応の1880語収録＆索引が使いやすい

私は長文読解や問題集をしていて分からない単語に遭遇したら、刷り単で探すことにしています。すると結構な確率で載っています。大体の今までの感じとしては検索した単語のうち5分の4は載ってる気がします。
辞書で引くよりも速いし、サッと意味だけ知りたい時便利です。

❷たまに覚えやすいのがある

この本のおかげで、イラストと共にちゃんと覚えられた単語もあります。

この単語に関しては比較的苦労なく覚えられたのですが、この単語のようにあまりひねった語呂合わせでないものは覚えやすいです。

❸3部構成が使いやすい

刷り単は、Part A〜Part Cの三部構成。

私は中学で習う英単語にもまったく自信が無かったので、Part Cから取り掛かってみたのですが、こんなふうに大ざっぱに分類されているので使いやすいと感じました。

まとめ

自分が学生の時の単語帳は、英単語と日本語の意味がひたすら羅列されているものばかりだったイメージ。
でも今は楽しく覚えられそうな、私の単語帳に対するイメージを覆すようなものがあって魅力的に見えました。

20年ぶりに勉強を始める私にとっても敷居が低い、とっつきやすさに惹かれて選んだ刷り単。

最初のページから順に読んで何周もするというやり方は向いてないように感じました。
ダジャレを読んでこれはどういうダジャレ？とひたすら考える作業になってしまいなかなか単語まで行きつかないことがあるので。

ただAmazonの評価にはとても覚えやすいというものも多数あるので合う人には単語習得の心強い味方になってくれそうです。

私は、分からない単語に出会った時に調べてみて、もし覚えやすいダジャレのってたらラッキーという、辞書のような使い方をしています。

最初から順番に覚えていくメインの単語帳としては、後に別のものを購入しました！（これについてはまた書きたいです）

おまけ

最近は書店の英語コーナーが楽しい場所となった私。ふらっと立ち寄った書店で、この刷り単のようにサブ単語帳な立ち位置として楽しく使えそうな単語帳を見つけました。

その名はまぜ単。

日本語文に、一つだけ英単語を混ぜた文章で単語を覚えていくスタイルみたいです。ちょうどルー大柴さんの喋り口調のように。挿し絵も可愛い。

今の世は単語帳でも工夫を凝らした楽しげなものが沢山！目移りしてしょうがないですね…