皆さんの家にロボット掃除機はありますか?
掃除嫌いな私は、勝手に掃除してくれる夢のような機械にずっと憧れていたのですが、今までロボット掃除機が我が家に居たことはありませんでした。
ですがこの度、ブラックフライデーを利用してついにデビューしました!
我が家にやって来たのはあのロボット掃除機の代名詞「ルンバ」ではなく、エコバックスというメーカーの「DEEBOT N7」です。
結論・・最高買って良かった!もう無い生活は考えられない!全力でおすすめ⭐︎
今回はDEEBOT N7の正直レビューを詳しく書きたいと思います。

我が家の基本情報
・木造の戸建て2階建
・室内犬を飼っている
・床材はパイン材
・初めてのお掃除ロボット
・これまでの掃除は、Miele(ミーレ)と箒
・水拭き機能が欲しい(無垢床だけど水拭きですっきりしたい。自己責任で・・)
・できるだけ値段が高く無いもの
・自動回収(掃除機内のゴミを自動で吸い上げる機能)はなくてOK
・見た目がシンプルなもの
・ルンバじゃなくていいがある程度の知名度は欲しい
なかなかのわがままですね・・笑
その他の我が家の特徴としては、床がとても散らかっていること(このため夫からロボット掃除機導入をずっと反対されていた)。がしかし!!
ロボット掃除機の到着までに断捨離を頑張ってモノを200個減らしたら
かなり床が出てきたよ〜
ロボット掃除機がお通りになるためと思えば頑張れました。
Q.エコバックスってどんなメーカー?
A.世界シェア2位の家庭用ロボットメーカー
1998年中国で創業以来、お掃除ロボットだけでなく、窓掃除ロボットやロボット空気清浄機など、家庭用のロボットを多数開発している企業です。
そんなエコバックスの製品の中でも、お掃除ロボットのシリーズが『DEEBOT』と名付けられています。
2022年現在、価格ドットコムに出てくるDEEBOTシリーズは24もの製品があります。
5万円以下で買えるコスパの良いNシリーズから、約20万円の上位機種(Xシリーズ)、その中間に位置するTシリーズがあり、幅広い価格帯の中から選べるのも嬉しいポイント。
特筆すべきは、DEEBOTシリーズの現行モデルは全て【吸引掃除・水拭き両用】となっていること。
つまり、現行モデルからであれば安いモデルを選んでも水拭きが可能となっています!
水拭きロボットも欲しいけど、2台買うのは費用も置き場所的にも嵩張るし・・とお悩みの方には魅力的ですよね。
DEEBOT N7の特徴
今回私が購入したのは、コスパの良いNシリーズの中のamazon限定モデル【DEEBOT N7】です。
コスパがいい(=安い)シリーズというと、機能性や吸引性などは十分なのか?と心配になると思いますが【DEEBOT N7】に搭載されている機能は予想よりはるかにスゴイですよ!
・2300paの強力な吸引力
・レーザーマッピング機能で、家具の位置や間取りを記憶
・複数のマップを保存できるので、フロアごとの使い分けも可能
・1走行で吸引掃除と水拭きが同時に行える(もちろん吸引掃除だけも可能)
・優れた静音性
・専用アプリで、スマホと連携可能
・Google home(Googleアシスタント)またはAmazon Echo(アレクサ)があれば、話しかけるだけで操作できる
通常価格でも¥46、800で手にはいる(セール中なら3万円台になることも!)ロボット掃除機ながら、これだけの機能がついていることに驚きです。
そして、これだけ書いてあっても実際使ってみたら「この機能はあんまりだな・・」という感想をもつことも考えられますが、今のところどの機能についても私は大満足です。(※スマートスピーカーはうちにはありませんので、音声操作についての使用感だけは不明です)
レビュー
見た目

スタンダードな丸いフォルムと、マットな白いカラー。
『DEEBOT』のロゴが小さめで主張していないのも好感が持てます。
中心の四角く盛り上がった部分はLDSと呼ばれるレーザー距離センサーで、これがあることにより正確なマッピングや効率的な走行が可能となっていますよ。
他に充電ドックが付属します。

ゴミの自動回収スタンドは付いていないモデルなので非常にシンプルで、本体を充電しているときにはほぼ隠れていて存在感0◎
吸引力
掃除機なので、いくら賢くても吸引力が低かったら話になりません。
が、こちらの掃除機は吸引力も十分だと思います!
記念すべき第1回目にリビング全体を掃除してもらって、取れたゴミがこれくらい↓(汚くてスミマセン)

輪ゴム、ボタンも余裕で吸い込みます。
工作に使ったラメの粉のような細かいゴミや埃も沢山取れていました。
2回目も、この1回目ほど多くはありませんが、これの半分程度は取れていました。
ちなみに吸引力が「標準・最大・最大+」の三段階から選べ、私は「標準」しか使ったことがないのですが、これで十分だと感じています。
拭き掃除モードOFFでも、床のザラザラ感がなくなってスルスルになったよ!
レーザーマッピング機能
お掃除ロボット初めての私にはレーザーマッピング機能が要るのか要らないのかよくわからなかったのですが、使ってみるととても便利&楽しい機能です。
D-ToF技術(光)やLDS技術(レーザー)を応用した高性能マッピングテクノロジーで、 複数の部屋の形状や間取りを測定、ロボット掃除機の頭脳に記憶します。ロボット掃除機自身が、 自分の位置をマップ上で常に把握しながら最適なコースを走行し、複数の部屋でもどこを掃除したか、どこのエリアの掃除が終わってないのか把握しているので、効率的に各部屋を隅々まで清掃します。
出典:エコバックス公式サイト
最初の1回で清掃とマッピングを同時に行い、スマホの専用アプリに自宅の間取りが現れます。
ソファーの位置も、リビングと他の部屋との位置関係もとても正確に把握してくれています!

どういう軌道で掃除してきたのかが示されているのが白い線です。
くまなく掃除されているのがわかり気持ちがいいです。
さらに、限定した範囲(例えば机の下だけ、この部屋だけ等)を掃除したい場合、地図上で範囲指定の指示をすれば一直線にそちらに向かっていってくれてその賢さに感動⭐︎
何度「スティーブ(←わが掃除機の名)賢おお!!」と言ったかわかりません。笑
静音性
うるさいと感じる基準は人それぞれだと思うので、静かですよと断言はできないのですが、私が予想していたよりはかなり静かでした。
ロボット掃除機走行中に話をする時も声を張り上げなくても良いし、テレビを見ていても邪魔されない大きさ!
手動の掃除機とは全然違うんだなぁと感じました。
例えるなら、毛玉取り機の稼働音より少し大きいくらいの音(わかりにくいですね・・)で、個人的には全く気にならない音量です。
水拭き機能
吸引掃除のみ ⇆ 吸引+水拭き のモードを切り替える方法は、モップを装着するかどうかなので至って簡単。
モップを装着すると勝手に水拭きモードONと認識してくれます。
モップには繰り返し使用できるブルーのものと使い捨ての白いタイプが入っているので好みの方を装着。



あとはタンクに水を入れて通常と同じようにスイッチオンすると、吸引と同時に水拭きしてくれます。

水量調節が「低・中・高・超高」から選べ、中でやってみたのですが、床がベチャベチャになることなく程よくシットリ、時間が経てばすぐに乾く程度でちょうど良かったです。
amazon商品レビューによれば、水拭き機能がイマイチと書いてあるけど?
商品レビューを見てみると、いくつか水拭き機能はそれほどという評価が見られます。
確かに、「モップがけモード」と言ってもこびりついた汚れをゴシゴシしてくれるわけではありません。
すーっと撫でる程度に拭いていってくれるというイメージです。
フローリングワイパーで床全体を拭きあげた時と同等程度の効果と思っていいと思います。
しかし私はこれで満足◎
もっと上位機種になると、振動モップを搭載し、こびりつき汚れにもパワフルに対応するものもあります。

モップ拭きを重視するならこちらがオススメ。
モップの洗浄と乾燥まで自動でやってくれるというので恐ろしいほど賢いです・・(その分高いけど)!
動きについて
ひと言でいって賢い動きです!
他のお掃除ロボットを使ったことがないので比べることができませんが、こんなに賢いのかーと感心しました。
通れるか通れないか際どいところ(家具の脚があるとか)は、ゆっくりと何度かぶつかって、角度を変えながら通れるか試み、無理なら諦めて別ルートを選んでいたり、
玄関の段差部分に落ちたことは一度も無いことなど、安心して見ていられる動きをしています。
また、2センチ以内の段差なら乗り上げ可能となっているので、ラグを選ぶ際も選択肢が狭まらないのも嬉しいポイントです。
後日追記:厚み1.8㎝のカーペットを敷きました
2cm以内ということで1.8cmのラグを購入。
いけるよね!と思ってみていたら・・・
登らない!!
めくれ上がってしまって、上手く乗り上げられないようでした。
ですが、ラグの四隅に貼るタイプのすべり止めを使ってみたところ、無事乗り越えてくれるようになりました◎
ラグを敷く際には、すべり止めが必須です。
お手入れについて
DEEBOT N7にはゴミを自動回収する機能は付いていないので、掃除後に溜まったゴミを手動で捨てる作業があります。
パタパタ式の(カチッとはめるのではなく、被せてあるだけという感じのカバーなので全く力が要りません)の部分を開けると、ダストボックスが現れます。



ハンドルがついているので引き上げて取り出し、中のゴミを捨てるだけ。
汚れが気になったら丸洗いも可能です。
昔にサイクロン掃除機を使っていたのですが、そのゴミ捨てと比べると圧倒的にラク◎
「今日もこれだけ取れたのか〜」と取れたゴミを眺めて感心できるし、もし細かいおもちゃなど吸い込んでしまっていたとしてもここで確認できるので、自動回収システムのついていないモデルだけど個人的には全然OKと感じています。
気になる点(デメリット)
褒めてほめて褒めまくってきましたが(だってそれくらい最高)、気になる点もひとつ上げておきます。
それは、ゴミの位置が悪いとふっ飛ばされてしまうことがあること。
前方の左右に回転ブラシがついているのですが、そこに当たってしまうとゴミが吸い込まれるのではなく飛んでってしまいます。
しかしそのまま見守っていると、吹っ飛んでいった先を通ったときにちゃんと吸い込んでくれていました。
同じ場所でも少しずつ軌道をずらしながら念入りに掃除してくれるので、飛ばしてしまったゴミも最終的には吸い込まれるといった感じです。
なので飛んで行ったゴミが家具の下等の変な場所に行かない限りは問題なし✊
まとめ
ロボット掃除機って本当にちゃんとゴミ取れるのか?ちゃんと働くのか?と疑念の目をむけていた我が家の夫ですら、「賢いやんか。」と言い始めたほど優秀なエコバックスのロボット掃除機。
心底家が快適になりました!まるで自分の家じゃないみたいです。
例えば飲み物を床にこぼして雑巾で拭いたとしたら、今まではお菓子のカケラとか砂のようなよくわからない物も100%くっついてきていたのに、それがなくなりました。
素足で歩いた時のつるっとした感じも最高です。
水拭きなしでも快適さが凄まじいので、モップをつけるのはたまにで良いかな〜と思っています。
コスパ重視。でも吸引性もその他の機能性も信頼性も諦めたくない!という方、エコバックスの【DEEBOT N7】もぜひ選択肢に加えてみてくださいね!フリョウハハ的に全力でオススメです!
