前にサブ英単語帳のことを書いたのですが、次はメインで使っている単語帳の話。
duo3.0という本です。

昔からある有名な本、ご存知の方が多いのでしょうか。私はまったく知りませんでした(一緒に勉強をはじめた友人は知ってた)。
TOEICの単語対策にも使えるというのを見たし、音声CD(別売り)もあります。
なによりもAmazonレビューを読んでいたら良い評価ばかりで俄然欲しくなり(Amazonレビューに影響されすぎる)、購入!
目次
duo3.0とはどんな単語帳?
最大の特徴は560本の英文に1572語の単語と997語の熟語を重複なしで凝縮してあるというところ。
大体の場合、1572語の単語を覚えようと思ったら1572項目読んで覚えるのが普通ですが
このduo3.0は一つの英文に複数の単語と熟語が組み込まれているので、読む英文の数は約4分の1で済むということなんです!
私のようなズボラには助かる!
私の英語レベル
学生時代ぶりに英語の勉強をはじめ(学生時代も英語は不得意)、とりあえず中学レベルの単語だけおさらいをしたという段階です。
これは、前に記事にも書いた【イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880】の第3部、「基本単語1120」というパートにまとめてあったのでそれを覚えていきました。
「イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880」のレビューは➡️こちら
duo3.0の難易度
単語の難易度
ペラペラとめくってみると、字ばっかりで挿絵などは一切無く、お勉強感がすごいです。
そして目に入ってくる英単語、9.5割以上知らない単語。
私なんぞがこんな本を使って大丈夫だろうか、難しすぎてすぐ挫折するんじゃなかろうか
という不安がよぎります。
でもAmazon高評価レビュー(平均★4.3)
を読んでしまった私はどうしてもduo3.0にしたかったのです。(恐るべしAmazonレビュー)
例えばこのような例文。
(引用)He learned against the pillar and gazed at the Statue of Liberty.(彼は柱に寄りかかって、自由の女神像をじっと見つめた。)
私がこの中で知っている単語といえば
” He “や” and ” など代名詞や接続詞を除くと、” Liberty “という単語のみ。
それも意味はわからないけど聞いたことはあるというだけです。「自由」という意味だったのか、ほぉー
・・こんな具合なので道のりは遠すぎるほど遠いのですが、なんとかマスターしたいなぁ。
各英単語には、発音記号に加えカタカナで読み方も載っています。これは発音記号の読めない私にとっては嬉しいポイント!
文の難易度
一方、例文の構造で見ると、難易度はそこまで高くないと思いました。
まず例文が短めなのでパッと見の拒否反応もなく、混み入った構造の文は使われていないのが初心者には嬉しい◎
なので、文にとらわれることなく単語や熟語だけに注目することができます。
duo3.0音声CDのおもしろさ
特筆すべきはその音声CDです。基礎用と復習用があり、私が聞いているのは基礎用(全5枚)。
日本語訳の文→ゆっくりめのスピードで英文→文中の各英単語、熟語の発音→ナチュラルスピード(ネイティブレベルのスピード)で再度英文
の順で読み上げてくれます。
DISC1はなかなかお堅い例文。出生率や福祉改革、少年非行といった単語が続きます。
英文読み上げの男性の声がダンディ〜
DISC2からは、君主制や財政援助などの社会系、顕微鏡や微粒子といった物理系の単語などを含んだ真面目な例文もありますが、duo3.0名物?である外国人の若者たち(ボブ、ニック、ナオミなどなど)が登場するポップな例文も出てきます。
だんだんと例文読み上げの男性が面白くなってくる
DISC5になると上記の若者たちの色恋沙汰的な(!)例文がたくさん。
例えば・・
“It dawned on me that I had been taken in by Jennifer all along.” ジェニファーにずっと騙されていたのがわかってきたよ
“How naive! Didn’t you see through her?” 何てうぶなの。彼女の本性が見抜けなかったの?
その人間模様ばかり気になって英文がなかなか入ってこないのがたまにきずですが、英文読み上げの男性が情感たっぷり、ますます面白いので何度聞いても苦になりません。
対照的に、日本文読み上げの女性の声は真面目に淡々としていてそれもまた好き!
私のduo3.0学習法
私は音声が好きなので、CD音声を主に聞いています。
掃除など家事をしながら繰り返し聞きます。
先に日本語文の読み上げがあるので、その中で気になった単語について英語でなんていうんだろう?と思ったとすると、そのうちに英文が流れるので答えがわかって、へぇ〜と思う。(思うだけで、全く記憶には残りません)
例えば、「(引用)この飲料に含まれている成分には有害なものもある。とりわけ、妊娠中の人にとっては。」と流れた時点で妊娠中の人って何ていうんだ?と思ったとすると
↓
「(引用)Some of the ingredients in this beverage are harmful,especially if you are pregnant.」
と流れて、ふーんpregnantか〜。
そう思っているうちに次の文が読まれ始めます。この繰り返しです。
でもこれは音声に意識が向けられる状況の時だけ。
そうでないときは作業に没頭し、ただただ聞き流しをしている状態です。
が、こんな聞き方でも何度も聞いているうちに意味がわかる単語、意味はわからないけど耳に馴染んだ単語が出てきます。
そして気が向いたときに本を開いてみると、音声で何度か聞いた内容が載っているわけなので頭に入ってきやすく、音声だけでは分からなかったことが発見できます。
我ながらユルイ方法なので相当時間がかかると思いますが、自分にはこれくらいが苦痛なく単語の勉強ができるので・・
まとめ【お堅い外見とは裏腹に、英文はちょいちょい面白い。ギャップが魅力な単語本】
duo3.0のレベルは、英語初心者の私にとっては初見の単語がほとんど。
でも飽きない工夫があるので挫折せずに続けられる。
初心者は特に別売りCDはあった方がよし(無いとおもしろさ半減、継続できる可能性も半減)
duo3.0は真面目な例文と、気楽に読める例文が絶妙なバランスで収録されていて、飽きずに続けられる単語帳です。
最初のお堅い例文が最後まで続くのだったらとっくにイヤになっていると思いますが、後ろの方に行くにつれて出てくるオモシロ例文のおかげで続けられています。
が、初心者がこの本のみで単語を覚えようとすれば挫折する可能性が高いと思います。
なぜなら初心者には単語の難易度が高いから。
「わからない単語ばっかり😢」と心が折れるのが想像できます。
副教材である音声CDを併用することによって、例文の面白さが増すし、初心者はとりあえずCDから入るのが◎と個人的には思います。
聞き続けることによりリスニング力もアップしそう!
色々書いてきましたが、まとめると
duo3.0は初心者にもおすすめできる!!!まずはCDを聴こう
全部の例文を暗記すれば、重要単語約1600と熟語約1000が習得できるということで、まだまだ先は長いけど地道に取り組みます
おまけ
2種類の音声教材がある中で、今回紹介した音声CDが基礎用(CD5枚セット)の方でしたが、どちらか一つ選ぶなら復習用(CD1枚)の方だけでも可というレビューもたくさん見かけました。
私は自分のレベルを考えて基礎用から取り組むことにしましたが、実は復習用の方もamazonで購入したのにまだ開封すらしておりません・・。
こちらが基礎用⬇️
復習用⬇️
復習用も始めたらまた書きたいと思います⭐︎