英語学習者なら誰でも知っているくらい有名な、英語学習アプリ【abceed】。
最近の市販の英語書籍はCDが付いておらず、代わりにabceedで音声をダウンロードする方式のものも増えているので、とりあえずスマホにアプリは入れているという方も多いかも知れませんね。
abceedは簡単に言うと、有料会員になればアプリ内で沢山の英語書籍を使い放題できるというサービスです。
でも無料(freeプラン)だったらそんなに使い道は無いよねぇ?
買った本の音声をダウンロードしてアプリで再生するくらい?
いやいやそれだけではないよ。
私は今まで課金したことないけど、このアプリにはとても助けてもらっているよ〜
ということで今回は、abceedを無料で最大限活用する方法をお伝えしたいと思います。
abceedって?
『abceed』は、人気英語教材が402冊も収録されており、好きなものを選んで学習できるので
“本がたくさん増えると場所をとるし、お金もかかる・・“といった悩みを解決してくれるアプリです。
TOEICであれば「金のフレーズ・銀のフレーズ」や「でる1000」シリーズ、英検であれば「でる順」「文単」シリーズなど、定番と言える教材が多数収録されています。
有料会員になればほとんどの教材が勉強し放題になるほか、模擬試験を受けての予測スコア判定や、MY単語帳という機能などが使え、英語学習者を支える工夫が凝らされた内容になっています。
↑(本記事は『無料で』使う方法のためここでは深く掘り下げません🐶)
ズバリ無料でできることは何がある?
①オンライン模試が受けられる(初回のみ)
AIによる予測スコアが見られるテストが2つ受けられます。
①レベル判定テスト
abceedに登録する際、レベル判定のテストがあり、これを受けなければ登録が完了しません。
問題数は10問、15問、30問の中から選べます。
リスニングの問題もあるので、静かなところで集中して解きましょう。
終わると、AIによる予測スコア(TOEIC受けたら何点くらい取れそうか?という予測)が出ます。
ちなみに私はこの初回のテスト、散々な結果でした(15問を選び365点。全然わからなかったのでそのくらいだと思います)。
こんなレベルから765点まで上げた方法はこちら↓
②オンライン模試
TOEIC形式のオンライン模試です。
オンライン模試は本来、30問、50問、100問、200問 の中から選べるのですが、トライアルユーザーは30問しか選択できません。
問題数の多い模試を受けたければ有料プランに変更するしかないようです。
英語の力がついて来るにつれて、もう一度テスト受けたいなぁ、前よりも点数上がってるのでは・・?と思う時がきますが、残念なことに無料プランだとテストが受けられるのは上記②種類のテストを1回ずつのみです。
有料プランになると、オンライン模試(30問、50問、100問、200問)が受け放題になるので、随時力だめしをしたい方には有料プランがおすすめです。
②色んな本の音声が聞ける(1部除外の本も有り)
最初にも書いた通り、書店で買ってきた英語教材にはひと昔前のようにCDは付いておらず、abceedからダウンロードしてね、と記載があるものが多いです。
CDを台紙から取り出して、パソコンに取り込んでスマホに・・という手順がなく、abceed内で本を検索するだけなので手間要らず。
そして、簡単操作で倍速再生にも対応しているので、聞き取りづらいところは速度を遅く、慣れてきたら1.2倍速にして負荷をかけたトレーニングを、など状況に応じて活用できます。
さらにすごいのは、自分が持っていないあの本やこの本の音声も聞けること。
その書籍にパスワードが書いてあって、買った人しかダウンロードできない、というシステムではなく誰でも本の名前で検索できるんです(それもサンプル程度ではなく1冊丸ごと音声が聞ける)!
ちょっと気になる本の音声を聞いてみようということが気軽に出来ます。
本が無いのに聴くだけだとやっぱり、何だかよく分からない・・と感じて結局書籍を買いに行ったこともありますが、色んなスピーカーさんの音声が無料で聞けて、耳を慣れさせることができるのはありがたいですよね
③マークシート・自動採点機能
これは本を持っている場合に使える機能にはなりますが
通常だと、本を見ながらノートか何かに答えを書いて、その後解答を見ながら答え合わせをして点数を出さないといけませんが、abceedには何度でも使えるマークシートと自動採点の機能が備わっています。
マークシートに答えを入力して、採点のボタンを押すだけで一瞬で答え合わせが完了します。
答え合わせだけではなく、正答率を自動計算してグラフ化まで!!
自分の出来具合がひと目でわかるので嬉しい機能です。
④『アプリ学習』でお試し学習
正直、こちらは無料プランの範囲だとそこまで使える機能ではないですが、一応ご紹介!
『アプリ学習』というボタンを押すと(本によっては無いものも有り)、問題を解くことができるんです。
こちらは超有名な『金のフレーズ』という単語帳ですが、単語の意味を4択で答える問題が出てきました。
でも、、全400問あるうちの20問解いたら、その先に進めなくなってしまいます。無料プランの人はココまで!ということですね😅
ちょっと味見するくらいの気持ちで取り組むと良いかも知れません。
↑全体の5%しか学習できない💦でも無料だからしょうがないですね・・
無料でこんな活用法も
①色々な単語帳を聞いてみる
本を持っていなくても、単語帳の音声なら何を言っているか分かりやすいです。
日本語訳も一緒に読み上げてくれる音声を選べば、耳だけで学習可能です(綴りが知りたい時はネットや辞書で確認しましょう)。
↑私のおすすめはこちらの単語帳の音声⭐︎
『スタディサプリ』で有名な、関正夫先生の単語帳も無料で聴くことが出来ます。
②公式の音声を聴き流し
『TOEICを受けるなら、公式問題集のスピーカー(話者)に慣れるべし』というのはよく言われるリスニング対策の一つです。
なぜかと言うと、公式問題集と同じスピーカー陣が、本番のTOEICのリスニングパート読み上げを担当されているからです(数年に一度(?)交代があるので、その時に出ている最新の公式問題集からチェックがおすすめ。2023年8月現在は⑨が最新です)。
さてこのTOEIC公式問題集は、一般的な問題集よりお高めの1冊3000円超えとなっていますが、これらの音声もabceedなら無料で聴くことができますよ。
『公式問題集』と入れて検索すると①〜⑨まで出てきます↑
私はTOEICを受ける為に公式問題集の⑧⑨は購入しましたが、持っていない⑦以下もabceedで音声のみ聞いたりしてました!
③part2なら、解く→答え合わせまで可能
TOEICのリスニングパートはPart1〜4で構成されていますが、写真を見ながら解くpart1、問題文と選択肢を読みながら答えるpart3とpart4、そして問題文も選択肢も両方が音声で流れるpart2があります。
つまり、part2だけは問題冊子がなくても解けるんです。
上記に書いたようにマークシートに解答すれば、自動採点も出来るので、part2の演習量を増やしたい方にはぴったりです。
もちろん解説は読めないけれど、無料で公式問題が解けるなんて凄すぎませんか!!
まとめ
abceedを無料で活用する方法をまとめました。
私は個人的にアプリよりも本が何故だか好きなので、abceedは無料プランのまま、紙教材の補足的に使っていますが、それでも大活躍してくれていて本当に神アプリだと思います。
『本をあまり増やしたくない・色んな本を試してみたい・アプリ学習が好き』という方は、有料プランにするのもお値段以上の価値があると思います。
ぜひご自身に合った使い方を探してみてくださいね。